036611 ランダム
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ボランティアと思い出

知っての通り僕は写真によって支えられてきた人間です。
そんな僕も写真によるボランティア活動の経験があります。


15年ほど前だったと思います。
ウラジオストクと言うところからホームステイの子供たちが何百人も来ました。
当時勤めていたスダジオごとボランティアグループに入っていたのでその子たちのドキュメントの写真をとってあげることへとなりました。


ギャラリー見てくれた方はお気づきかも知れませんが僕の今の仕事とそれは切っても切り離せない密接な関係があると思っております。
それというのもおそらく僕一人でも200人以上の子を写したのではと思いますが、そのときの印象は非常に奥深く僕の心に残りました。最初は中学生ぐらいまでの子供っていう予定だったのですっかり子供ぽさを想像していましたが実際来てみると日本の平均とはちょと違って少しですが大人なんですよね。そして、僕も今よりひとまわり以上若かったせいかその美しさにとてもショックを受けました。いまだ鮮烈な印象です・・・・



そして、その子達から記念のキーホルダとかもらったりして何というか初めて経験する充実感でもありました。今僕はそのときの印象を追いかけていたのでは無いかと自分をよく振り返ります。そして、その何かをまだ掴んだわけではないと・・・・・



僕のやって来たことそれは商業写真など全般に考えても言ってみれば何かの宣伝です。
報道写真のみならずそれは全ての人のため言ってみれば僕があのときボランティア活動で得た精神の延長線を今、僕は追求しているのだと自分の中でそう考えているのであります。


”仕事としてその精神はどこまで成り立つか”


僕は成り立つと信じています決して営利目的だけが仕事の目的ではないこと
これが僕の課題であり指針でもあります。
どんなに誤解されようとも僕は黙って続けますそう自分に約束しました。


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